【上映情報】FRONTIER

2月25日(土) 14時より、神戸の日本芸術会館にて『FRONTIER』(2020)の上映がございます。

素敵な感想も頂きました。近くにお住まいの方、どうぞご覧ください。

以下、主催の方による感想(引用)です。

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物語には、二人(二体?)のアンドロイドが登場します。

どちらも同じ”兄”からつくり出され、兄を守るためにつくられたアンドロイドと死んだ弟が生き返るためにアンドロイドとなった二人です。

兄を守るためにつくられたアンドロイドは感情がありません。                         

危険な火星調査に参加させられたり、人間の欲望に巻き込まれて殺されそうになったり、感情がないことを人間に利用されていくのです。

一方で人間からアンドロイドになった弟は自分がアンドロイドあることを知らずに生きています。

アンドロイドとして生き返ったことがばれないように外出することを禁止されており、窮屈な状況に不満や怒りをあらわにしたり、偶然、荷物を配達に来た人間の女の子と恋をしたりします。                         

二人のアンドロイドがどのような結末を迎えるのか。                         

予想を大きく超えたラスト30分は、まさにタイトル通り「フロンティア」に挑戦した作り手の情熱を感じました。                         

結末まで一瞬足りとも見逃せず、映像の美しさと音楽の繊細さは必見。                         

アンドロイドと人間の共存する社会はそう遠くない未来にやってくるのではないかと考えさせられる作品です。

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日時:2月25日(土) 14時〜(開場13:30)

会場:日本芸術会館(兵庫県神戸市中央区港島中町7丁目4-1)

鑑賞料金:500円

服部正和|MASAKAZU HATTORI

映画監督、服部正和のホームページです。

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