2025年5月16日(金)より、下北沢トリウッドにて劇場公開!

イントロダクション

『FRONTIER』(2020/立教大学映像身体学科卒業制作)で京都国際学生映画祭《実行委員賞》を受賞した服部正和が、構想に5年を費やした最新作『フィクティシャス・ポイント』は、物語における主人公の本質に迫った空想連続活劇。開始直後から観客を事件の渦中に放り込み、あらゆるジャンルを縦横無尽に飛び越えて暴走していく。

300名以上の中からオーディションを経て主人公・久坂部碧役に抜擢されたのは、新鋭・両羽ももか。映画の鍵を握る若き作家・漣聖司を『明ける夜に』『走れない人の走り方』など話題作への出演が続く五十嵐諒が演じる。青嶋俊治役には、BS-TBS 名探偵・明智小五郎『黒蜥蜴』出演の志生、舞台を中心に活躍する篠原功が、架空犯罪調査局長の成宮信之介を熱演。また、主演作『Project_Y: Working Title』がベネチア国際映画祭XR部門に入選した坂城日日、映画初出演ながら堂々の演技を披露した佐倉瑠衣といった実力派17名のキャストが映画を彩る。

本作は2024年10月、名古屋市の大須シネマにて開催された大須インディペンデント・フィルム・フェスティバルで《観客賞》《GACHINKO Film賞》を受賞した。

ストーリー

「ひとたび筆を走らせれば、誰かの人生が始まる」

久坂部碧は、ある幻影に囚われていた。光に溢れた教室、その窓辺で本を読む青年、「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞。どれも身に覚えがない。しかし碧は突如として、彼と架空犯罪調査局を巡る連続殺人に巻き込まれる。現実と虚構の狭間で事件は瞬く間にエスカレートしていき、やがて一つの真実に辿りつく。

人智を超えた旅路の果てに何が待ち受けているのか。

鍵を握るのは、謎の言葉「フィクティシャス・ポイント」。

出演者

両羽ももか|五十嵐諒|志生|篠原功|坂城日日|佐倉瑠衣

島袋明希子|小澤うい|櫻庭ひなの|秋田ようこ|ワキリント|石河穣司|藤本タケ|藤原未砂希|藤原絵里|篠原寛作|山下ケイジ

スタッフ

製作・脚本・監督・編集:服部正和

撮影:林遥南 照明:小澤拓実 音響:小谷野貴弘
美術:山本舜 特撮:山﨑拓実、山本舜 ヘアメイク:山口麻由佳
音楽:武田奈々瑛、小谷野貴弘 アクション監督:千葉大輝 車両:小久保健太
助監督:和氣凜人 制作担当:林和泉、杏野シェリー アシスタントプロデューサー:武田奈々瑛
アソシエイトプロデューサー:出町光識 制作:CIELOSFILM 配給:Cinemago

ギャラリー


A Journey to the Fictitious Point

2024年/日本/カラー/17:9/68分

©︎ CIELOSFILM/Cinemago